南大沢舞台挨拶と紀伊国屋新宿南店サイン会

ガブ 「今日はおいらたちも先生と一緒に南大沢の舞台挨拶に行ってきたでやんす。」
メイ 「先生ばっかりじゃ、いけませんからね。」
ガブ 「また抽選があったようでやんす。」
メイ 「私たちも賞品ほしいですよね。」
ガブ 「ほんとうでやんす。でも大忙しの一日で、そのあと紀伊国屋新宿南店で
    あべ先生とサイン会だったでやんすよ。」

メイ 「講談社の人から『あらしのよるに』特集が載った毎日新聞を見せてもらって
    うれしそうですね。」
ガブ 「『まんげつのよるに』275万部突破だそうでやんす。」
メイ 「そうなんですよね。私たちのことを知ってくれる人たちが増えているって
    ことですよね。」


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きむらゆういちの映画化日誌 * 18:00 * - * -

「あらしのよるに」公開初日舞台挨拶@日劇2

後日、先生から初日のコメントを掲載ます。お楽しみに!

第一回の上演後に客席後ろから…中村獅童、成宮寛貴、KABA.ちゃん、アメリカザリガニ、きむらゆういち、杉井ギザブローの順で舞台にあがり舞台から右手袖にメイ、左手袖にガブが登場。

ガブ 「メイ、視界が悪くって足元たいへんそうでやんしたね。」
メイ 「ええ、そうなんです。あぶないところでした。そしたらアメリカザリガニさんに
   ”あんなに頭がおっきいのに”たいへんだなあと言われてしまいました。」
ガブ 「おいらの声をやってくれた中村獅童さん。いいこといってくれたでやんす。
   ”男女の年齢問わず幅広い方にみていただきたいなあ”には泣けたでやんす。」
メイ 「本当ですね。今必要な映画ですからね。わたしの声をやってくれた成宮寛貴さんも
   感無量だったようです。”こんな素敵な作品に参加できてホントに幸せです。”
   だなんて、自分のことながらわたしも涙がうかんじゃいました。」
ガブ 「ほとんど2人で2日間 缶詰でやんしたよね。
   ”扉にカギを閉められちゃったんで”の中村さんの一言は大うけでやんした。」
メイ 「そしたらアメリカザリガニさんが、”軟禁じゃないですか、それ?!”と
   いわれちゃいましたね。」
ガブ 「でも2人きりはよかったでやんす。」

ガブ 「アメリカザリガニさん、しゃべりたそうでやんしたが、
   おいらの声の中村獅童さんからと言われてすべっていたでやんす。」
メイ 「すごくたのしいお2人でしたよね。いい間合いというか……。」

ヤギのおばさん 「わたしーほーんとにKABA.ちゃんにやってもらってよかったわん。」
メイ 「KABA.ちゃんもそうおもっていたようですよ。”そうなのー 待ってたの〜。
   お話が来た途端、すぐ、食いついちゃいました!”でしたもんね。」
ヤギのおばさん 「やっぱりねー。」
ガブ 「アメリカザリガニさんたちもおもしろかったでやんす。”アメリカザリガニが
   オオカミの役やるのはどうなんですか?”と結構聞かれたそうでやんす。」
メイ 「ぐっと凄みのある声で、わたし、ぞくっとしてしまいました。
   2人ともアフレコ当日に急に役が入れ替えになったそうですね。」
ガブ 「それぞれの役で練習していった当日、杉井監督に”あ、じゃあ、あの〜
   逆でやって”と言われて”練習してきたのに”と思ったそうでやんす。」


メイ 「でもさすが監督でした。うまくいってよかったですよ。
   ギザブロー監督は原作を読んで”これは理想的に小さいお子さんからおじいさんに
   いたるまで誰に見せてもいい映画になるな”と感じたそうですね。」
ガブ 「うれしい話でやんすね。僕たちを生んでくれた木村先生の一言にも
   泣けたでやんす。”売れなくてもいいから自分のブランドショップみたいな本が
   書きたいなと思って書いたものの1つが『あらしのよるに』”で
   それが”映画”になったことに感涙の様子でやんした。」
メイ 「そうですね。」
ガブ 「”今日は最高の一日でやんすよ。”っておいらの真似までしてたでやんす。」
メイ 「うれしかったんでしょう。」

ガブ 「マスコミ向けの写真どりって、なかなか大変でやんした。」
メイ 「ええ、左だの、右だの、慣れなくてね。動きがとれないもんで、
   ところどころ私の顔がかぶっちゃいました。」
ガブ 「正直写りたかったんでやんしょ?」


ガブ 「そのあと先生は三省堂有楽町店でサイン会でやんした。」
メイ 「『小説 あらしのよるに』と『まんげつのよるに』が大人気でしたね。」
ガブ 「まちがえたらいけないと思いながらも、実はそうとう眠かったそうでやんす。」
メイ 「でもちゃんと新しいスタンプを持ってきたので目覚めていたと思いますよ。」
ガブ 「でもうれしいっす。おいらたちのためにあちこち飛び回ってくれて。」
メイ 「今度、わたしたちからもお礼しないといけないですね。」
ガブ 「そうでやんす。みんな、ぜったい映画館に行ってほしいでやんす。」

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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

東京メトロのサンクスイベント試写会


ガブ「きょうは先生と東京メトロのサンクスイベントにいっちゃったでやんす!」
メイ「きむらせんせい、抽選であたった人に
   アニメ絵本『あらしのよるに』をあげちゃったんですよ。」
ガブ「おいら抽選箱持ってるより当選したかったでやんす。」
メイ「もう…ガブったら。
   一番右のわたしたちの新作スタンプでサインしてもらいましょうよ。」
ガブ「そうでやんした。10日のサイン会であたらしいスタンプが
   お目見えするんでやんした。」
メイ「そう、そう、あと2日待てば大丈夫ですよ。
   まっ先生、ちょっと眠そうですがきっと忘れずに持って来るでしょう。」


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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

サイエンスホールでの試写会

ガブ:「きょうはサイエンスホールにたくさんのおともだちがきてくれたでやんす。」
メイ:「山城新伍さん、ダンディっていうんですか。すごーくかっこよかったですね。
    涙がでるといけないからサングラスかけてきたよっですって。」
ガブ:「おいらのあこがれでやんす。その他にもたくさんの芸能人の
    みなさんがきてくれて、おいら舞台の袖で照れちまったでやんす。」

メイ:「それにしても先生は女性とのツーショットになれないようですね。
    三浦りさ子さんとか原日出子さんとか松本明子さんとのツーショットみると
    よくわかりますね。」
ガブ:「ここだけのヒミツでやんすが、
    浅野忠信さんとCHARAさんもきてくれたでやんす。」
メイ:「ああ、わたしも気がついていました。でもここでしゃべったらばれちゃう
    じゃないですか。そうそう紺野美沙子さんも素敵でしたね。
    すてきなお母さんの顔とチャーミングなところがキラリとひかっていました。」

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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

女子大生・親子試写会


ガブ「うわっ 麻耶ちゃんありがとうでやんすっ!舞台裏でもうれしいでやんすっ!」
メイ「きむらせんせい、2人からサインもらっちゃったようですよ。」
ガブ「こんどはおいらがもらうでやんす。」
メイ「もう…ガブったら。」


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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

FM東京の蒲田さんの番組に出演


写真: FM東京
12月7,8日の18時台放送に出演します。

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北海道・札幌 キャンペーン


ガブ:「一番左は朝ビタTV でやんす。おいらとメイもいっしょに出演したでやんす。」
メイ:「真ん中は一平・直子のほっとスマイルだそうです。」
ガブ:「メイ〜。おいら、どこへ行ってもまだきんちょーするでやんす。先生はなれたらしいでやんすけど。」
メイ:「一番右は ぽっぷこ〜んシネマだそうです。わたしたちのためにうれしいですね。」

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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

試写会の前にヒミツの本のうちあわせ…そして打ち上げ 

ヒミツの本、いよいよお目見えです。木村先生は入念なチェックをしつつ、眠気に襲われ……。いえ、これでも起きてるんです。

試写会と打ち上げにいらしてくださった太田大八先生とエムナマエ先生に木村先生大喜び。(撮影協力:小森紗綾香)


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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

サイン会のあと…ヒミツの本…そしてまたサイン


ヒミツの本ついに姿を現す?!どの表紙がいい?木村先生もあべ先生も真剣そのもの。

食事のあとに待ち受けていたファミリーマート用のサインも晩酌片手に軽くこなすあべ先生。一方ウーロン茶でほろよい気分の木村先生。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:10 * - * -

東宝で取材…そしてサイン会


東宝で取材を受ける。

サイン会は大盛況。サイン会を終えてあべ先生とほっと一息。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

サイン会〜教え子がはじめた本屋さん「あっぷっぷ」(都府楼南駅近く)

サイン会でかわいい子どもたちのお名前をいれている先生。
本屋さんの名前「あっぷっぷ」って先生が名前をつけたんですって。

ガブ:「メイ〜〜。本の隣に座っているのってきんちょーするでやんす。」
メイ:「わたしもですよテーブルからおちないようにしないとね。」


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きむらゆういちの映画化日誌 * 10:23 * - * -

MBS「ノムラでノムラだ」に出演…そして梅田紀伊国屋訪問・大阪のSEGAショップに

「ノムラでノムラだ」に出演。 梅田の紀伊国屋訪問。SEGAショップ。
ガブ:「ノムラさん、とってもいいひとだったそうでやんすよ。」
メイ:「紀伊国屋のフロア担当さんも親切だったそうです。」


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きむらゆういちの映画化日誌 * 21:00 * - * -

MBSの玄関にあった『あらしのよるに』のパネルにサインしようとしたら…ガードマンにとめられた

木村先生、大阪のMBSの玄関前に足あと、いや、爪あと…
いや、サインを残してきました。
あやうくガードマンに捕獲、いえ、注意されるところをMBSのスタッフの方が説明して書かせてもらったそうですが……。気をつけてください。先生……。


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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

毎日新聞社の取材


写真:毎日新聞社の記者さんと木村先生。記事は後日夕刊記事に掲載予定です。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

「あらしのよるに 世界展」打ち合わせと原稿チェック


写真:講談社「あらしのよるに」初代編集担当者の横川さんと木村先生。
    …でも実は大量の原稿チェックに追われて大忙し!大好きなお昼を我慢!
    ガブとメイのパペットが先生を応援中!
    ガブ「おいらとメイのために……ううっ ありがたいでやんす」

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

木村裕一 公開インタビュー@丸の内

公開インタビュー1
公開インタビュー2
写真:好本惠さんと木村先生、児玉ひろみさん

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

東京国際映画祭

きむら先生とメイとガブ
北陸放送の取材にて
写真:ガブとメイと3ショット、先生、お酒のめるんですか?>北陸放送の取材にて (撮影協力:野口満之)

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柴門さんとの対談 (「ダ・ヴィンチ」に掲載予定)


写真:取材前に昼食

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

「アタック25」




写真:この写真は11月13日の「アタック25」放送直後に掲載しています。
スタッフのみなさま、おつかれさまでした。

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小林麻耶さんと対談

小林麻耶さんと
写真:小林麻耶さんと

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中村獅童さんと対談

映画のナビゲーションDVDの撮影のため博多座に行く。
和尚吉三役で出演している中村獅童の「三人吉三巴白浪」という歌舞伎を観て、その後西日本新聞の取材と撮影。

そしていよいよ獅童との対談である。

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横浜高島屋/映画化記念講演

白鴎女子短期大学元教授の松山とし子さんは、ボクの非常勤講師のきっかけを作ってくれた人だが、今回も松山さんから頼まれて高島屋での講演を引き受ける。講師紹介も松山さんがしてくれた。

映画化記念講演ということもあり、絵本『あらしのよるに』の話に加えて映画化の裏話なども話す。映画の前売り券を買って下さった方には小型の色紙にサインをしてプレゼントする。

その後最後に映画の公式ガイドブックの編集者やカメラマンも交えみんなで記念撮影をした。

写真説明:講演の時にいつもやっている儀式(撮影協力:小森紗綾香)

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主題歌

今日はaikoのCDのトラックダウンがあるというので市谷へ行く。
スタジオの2階に上がってみると3,4人の関係者の中に1人毛糸の帽子をかぶった小柄な女の子がいる。「げっ、aikoだ。」すごくさりげなく居たのでかえってビックリ。なかなか会えない人だと聞いていたので少し緊張。

さっそく絵本を3冊取り出してサインをしてプレゼント。
少しも気取ることなく喜んでもらえた。
そこでさっと用意してきた色紙に「これにサインを!」と言うと、快く書いてくれた。まず娘に頼まれた色紙からボクの分まで。
ボクの分を書いてくれた後「あて名は?」と聞かれたので「ボクです。」と言う。後で聞いたのだが彼女はあて名のないサインはしないそうだ。
不特定多数の人にサインをしない決まりになっているそうだ。
彼女というよりスタッフの方々が彼女の仕事に対してちゃんと考えすごく配慮しているのがわかった。ボクもなるほどと勉強になった。
それにしても彼女はどこも気取ることなく感じのよい普通の女の子ぽい。
そこにとても好感が持てた。

そしていよいよ主題歌を聞くことになった。全員でスタジオに入り、歌詞を渡される。音楽が始まる。曲の感想は主題歌のページに書いたが、曲が2度流れて、彼女がちょっと不安そうにやってきて「どうですか?」と聞いてきたのが印象的だった。ボクでも最初に原稿を人に読まれる時は緊張するのだが。ボクが「良かった。思わずゾクッときました。」というと彼女は嬉しそうに笑った。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

劇団俳協の「あらしのよるに」

劇団俳協の「あらしのよるに」を観に行く。
この劇ではメイを男性でガブを女性が演じているのが面白い。
特に後半で見せるオオカミたちの踊りがまた素晴らしい。
終了後、本と映画の前売り券を買ってくださった方たちにサインをする。

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オーケストラの収録 その2

今日も60人のオーケストラが勢ぞろいだ。
オーケストラの収録
気になるのは音楽担当の篠田さんがものすごく体調を崩していたこと。
でも音楽は順調に進み、特にメインテーマのメロディがずっと頭に残るいい曲だった。

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オーケストラの収録

アバコ・クリエイティブ・スタジオ
アバコ・クリエイティブ・スタジオで

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

BGMの録音

映画音楽の録音だというのでアバコ・クリエイティブ・スタジオに向かった。ところが行ってみてびっくり。総勢60名のオーケストラがズラーっと勢ぞろいして演奏している。

一言で60名というが実際に見てみるとバイオリンだけで30人くらいが一斉に弾きはじめ管楽器も20人くらいが吹き、ハープやドラムやピアノ…そして指揮者が中央でタクトを振っている。映画のために作曲された曲が次々と流れてくる。あたり前といえばあたり前だが、見ると実に壮大なのだ。
うーむ、映画ってすごい。

これも全てボクの原稿から出発しているとは信じられない。
そんな気分になっていると監督がボクを呼んで
「ホラッここが今メイがみどりの森を見つけたところの曲ですよ。」
とモニターを見ながら説明してくれる。
想像しただけで涙ぐんでしまいそうになる。やはり音楽の力ってすごい。

また監督がセリフを読みながら「ここの所です。」と説明を続ける。
なるほど、なるほどとこの日のボクはただただうなづくしかなかった。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

アフレコつづき

林家正蔵師匠の出番の日だ。タプの役である。
山寺さんのバリーに並んで名脇役で固めたという感じだ。
会うのははじめてなのだが、上手い人は仕事が早い。
油断している間に終わってしまっていた。

この後、お天気予報士の森田さんだったが、時間に間に合わなくてお会いできなかった。

そして次はTBS系のアナウンサー6人。北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡からやってきてくれた。
みんな一言づつだったが熱心に演じてくれた。

最後は声優さんが12人。
男6人、女6人の構成なのだが、この映画は実に声優さんの出番が少ない。俳優やアナウンサー、落語家の方々が中心になっている。
でも12人もの声優さんがガヤや小動物などしっかりとプロの仕事をしてくれた。

これでやっとアフレコ終了。

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早見優さんと市原悦子さんのアフレコ

今日は早見優さんと市原悦子さんのアフレコの日だ。
早見優さんと
早見さんとはこの4月にプリンスホテルのパークタワーのジャズバーで
落成記念ライブを観にいって以来だ。その時はボクが花束を持っていったら、早見さんが「今日は先生のお誕生日でしたよね?」と言われて
突然ステージで TIME FIVE がハッピー・バースデーを演奏してくれ、
早見さんが歌ってくれたというサプライズがあった。
その時彼女がこの映画に強く関心を持ってくれたという経緯で
声優として登場することになった。

これはどうしてもご挨拶に行かなくてはとかけつけると、
「今終わったところです。」と言われる。
早速早見さんと一緒にテープを聞く。
うーん短いセリフだが、実にいい。
子どもに話しかけるセリフに彼女のあたたかさが伝わってくる。
それなのにオオカミのお母さん役なのだ。
彼女のイメージだともっとかわいい役の方が良かったのだが、
何しろこの映画はほとんど女性が登場しないので、
若いガブのお母さんということになった。

次は市原悦子さんだ。
市原悦子さんと
彼女は昨年日本中で「市原悦子ショー あらしのよるに」で
メイをやってくれたのが縁で今回参加してくれた。
今回はメイのおばあちゃん役である。さすがベテラン女優の味。
上手い人はセリフのないところの間合いまですごくいいのだ。
これでまた一段とこの映画がひきしまると思った。
彼女と記念写真を!というと「え?またあ〜」といわれた。
舞台のときも入れるともう何回も一緒に写真を撮っていたのだった。

市原悦子さんと杉井監督
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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

山寺さんのアフレコ

この日は声優界の大スター山寺宏一さんのアフレコである。

いやあ、さすがである。本当のプロの実力というか、実に見事だ。
一回目のリハーサルから思わずうなってしまった。
セリフを声を出して読む。このこと事体だれにでもできると思うだろう。
ところがそれが山寺さんがやると全然違うのである。
そこがプロと素人の大きな違いなのだろう。彼が脇役をやってくれたおかげでこの映画が見事にしまるといっても過言ではないだろう。

実はこの日、ボクも自分のアフレコのやり直しだった。
一応、いろんな声で少し練習をしておいた。
しかし彼とアフレコをすることで実にやりやすい。
イメージがつかみやすいのだ。
前回は単独でボクの声だけ入れたのだが彼と一緒だともう少し上手くできた気がする。終わって録音ルームを出たら「前より10倍良かったよ。」と監督から言われた。

終わってから山寺さんと話をする。
彼は「かいけつゾロリ」の声もやっているので友人の原ゆたかさんの話で盛り上がる。原さんもかならずアフレコに立ちあって、京子さん(原京子さんのこと)と一緒によく食事をするそうだ。そういえば彼も作者の声を入れているのだ。最近はお互い忙しくてなかなか会えなくなってしまった。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

製作発表その3 サインをもらう

中村獅童さんのサイン成宮寛貴さんのサイン
左は中村獅童さん、右は成宮寛貴さん

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:20 * - * -

製作発表会その2

(その1よりつづき)

この日はこのままスタジオに移動して獅童さんと成宮さん2人のかけ合いのアフレコどりがあるのだ。

獅童さんの声はNHKできいているのでその上手さは知っていたが、成宮さんは聞いたことが無かった。どうだろうかと思って聞いてみると、これがまた上手い。思っていた以上にいい。僕がそういうと隣に座っているプロデューサーの1人が「人気と実力はイコールなんだね。」と言っていた。

しかし、会見の後でさすがにこれだけの長いストーリーだ。
中々思ったように進まない。監督が「これだけの作品だとふつう4日ぐらい泊まりこみで録りたいものだけど、この2人のスケジュールじゃ無理だしね。」と言っていた。

夕方、待合室のテレビで午前中の製作発表会の様子が芸能ニュースで流れていた。どこもこの日の芸能ニュースは杉田かおるが離婚する日はいつか?と、上戸彩はイカ納豆が好きというニュースばかりだった。
向かって右はしに座っていたボクがほとんどテレビ画面や新聞の写真では端が切られて写っていないのは予想していたのでかまわないが。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:10 * - * -

製作発表会その1

8月3日 制作発表会

ついにこの日がやってきた。
映画「あらしのよるに」の制作発表会の日である。会見の場所は帝国ホテル。
3階の控え室に案内されていってみると、もう正装をした多勢の人が集まっている。何だか「まるで結婚式みたい」とおもったくらいである。杉井監督や小林麻耶さんはもう先に来ていて2人と雑談をする。

そこへ成宮寛貴さんが登場。
成宮さんとは初対面。すごく感じのいい若者という印象だ。
坂東英ニさんやKABA.ちゃん、中村獅童さんも続々と登場。
印象的だったのは獅童氏が来たとき思わずドキッとしたことだ。やはり今一番存在感のある人なのだと感じた。
竹内力さんが遅れるというので、先にテーブルで打ち合せをしようというときに、竹内さんも登場。
全員で記者会見の手順の打ち合せをする。会見が映画以外のプライベートな方向にならないように司会の小林アナの仕切りを細かく打ち合せする。

いよいよ時間になる……。全員、ステージの横の部屋に座る席順に並ばされる。
そのまま並んでステージに上がる。大広間には350人の報道陣がこちらを見ている。

席に着く。フラッシュがあちこちで光る。(うーむ、すごい。絵本作家がこんなところに座っていることがすごい。)そう思っていると、小林アナから打ち合せ通りの質問がとんでくる。ボクは「絵本は作家、画家と編集者の3人いれば作れる世界だけど、映画は1千人近い人がかかわって完成する作品だ。今この席にいることはボクにとってとても感慨深い。」というようなことを話す。
会見は予定通り、プライベートなことにはほとんど触れず、みな作品の内容などにもふれて無事に終わる。

次に撮影タイムだ。
目線を左に、次は正面に、次は右にと言われるままにフラッシュの嵐。(一度にこんなにフラッシュを浴びることなんて、そうめったにあることじゃないだろうな。)まぶしい光の中でそう思う。
制作発表会
制作発表会
終わって控え室でみんなで弁当タイム。やはり終わった後はなごやかな雰囲気だ。
(つづく)

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アフレコ初日

8月2日 映画のアフレコの初日である。

なんとこの映画の声優陣に交じってボクも一言だけ入ることになっているのだ。ボクの声、つまりこの映画の作者の声は何といったのでしょう?というクイズをホームページで出し、正解者には抽選で豪華賞品が当たるという企画ができたからだ。「ボクの声をあてるには映画を3回は観なくてはわからない」というキャッチフレーズでこの映画を盛り上げるのに一役買おうと思って考えた企画なので、ぜひこれを読んだ方は挑戦してみて欲しい。
 
それはさておき、ボクにとってはアフレコなんて初めてのことだ。
ボイスレコーダーに何度か入れてみたが今ひとつピンとこない。
携帯のマイボイス録音にその一言のセリフを練習しながらスタジオに向かう。

スタジオに着くと、トップバッターの坂東英ニさんが収録中。
ヤギの長老の役だが、咳をする場面が何度かあり、
「咳の仕方で表現するのは大変だ。」といいながら何度もコホン、コホンと咳の演技を入れて無事収録が終わる。さて次はボクの番だ。

アフレコ先に来て収録を見ていた小林麻耶さんが励ましてくれるが、緊張はさらに高まる。ところでTBSアナウンサーの小林さんは気さくで元気で明るい。彼女がいると部屋がパッとあかるくなるような華がある。その意味でいかにも女子アナっていう感じじゃなくて実にいい人だった。ヘッドホーンをつけ、画面にマークが出た瞬間にセリフをしゃべりはじめ、マークが消えるまでに言い終わらなければならない。たった一言なのに、それが実に大変なのだ。画面のキャラクターは動いているので、その動きをやりながら喋りたいのだが、そうすると声がマイクからそれてしまう。マイクに声をきちんと入れながら動作しているように喋らなければならないし、尺あわせもしなければならない。たった一言でもアフレコの奥深さを思い知らされる。監督からOKが出たが、自分では今ひとつだった。小林麻耶さんが「先生の声、すてきでしたよ。」といわれたのが唯一の救いだった。

さて、次は竹内力さん。
こわもてのキャラのせいか何だか近寄りがたい。ギロの声の訳だが、その怖さがピッタリだった。特に「バカヤロウ!!」とどなるセリフがあるのだが、そのセリフのすごさにガラスの外のスタッフたち全員がドキッとして飛び上がったくらいだ。セリフだとわかっていても、一瞬みんな自分が怒られた気分になったのがおかしかった。

さて、次は小林麻耶さんの番。
彼女も「ものすごく緊張する。」と言ってスタジオに入っていった。
声が可愛くて味があって良いなと思っていたら、監督から「もう少し年齢を上げた声にして。」と言われて撮り直し。やり直しの収録から出てきた彼女に「タプに文句を言うセリフが特に良かったです。」と労をねぎらう。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -

おはなし夢ひろば

7月31日 「おはなし夢ひろば」という朗読イベントのため大阪に行く。会場は2回ともほぼ満席。
4つの作品を毎日放送のアナウンサーが読んでいく。
ラストがボクの『ゆらゆらばしの上で』だ。
最後にステージの上でプレゼント抽選会が行われる。
ボクもアナウンサーの方々に呼ばれて紹介されステージの上に。
そこで「あらしのよるに」の映画化を発表する。

終了後ロビーで絵本のサイン会と映画の前売り券を買ってくれた人のために映画のポストカードにサインする。この日、前売券を買った人にはガブ、メイライトやポスター、そしてサイン入りポストカードがもらえるとあって100枚くらい売れた。半年も先の映画券を今から買ってくれるとはすごいことだと思った。

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きむらゆういちの映画化日誌 * 00:00 * - * -
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