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製作発表会その1

ついにこの日がやってきた。
映画「あらしのよるに」の制作発表会の日である。 

会見の場所は帝国ホテル。
3階の控え室に案内されていってみると、もう正装をした多勢の人が集まっている。何だか「まるで結婚式みたい」とおもったくらいである。
杉井監督や小林麻耶さんはもう先に来ていて2人と雑談をする。

そこへ成宮寛貴さんが登場。
成宮さんとは初対面。すごく感じのいい若者という印象だ。
坂東英ニさんやKABA.ちゃん、中村獅童さんも続々と登場。
印象的だったのは獅童氏が来たとき思わずドキッとしたことだ。
やはり今一番存在感のある人なのだと感じた。

竹内力さんが遅れるというので、先にテーブルで打ち合せをしようというときに、竹内さんも登場。全員で記者会見の手順の打ち合せをする。
司会の小林アナの仕切りを細かく打ち合せする。

いよいよ時間になる……。
全員、ステージの横の部屋に座る席順に並ばされる。
そのまま並んでステージに上がる。
大広間には350人の報道陣がこちらを見ている。
席に着く。フラッシュがあちこちで光る。(うーむ、すごい。絵本作家がこんなところに座っていることがすごい。)そう思っていると、小林アナから質問がとんでくる。ボクは「絵本は作家、画家と編集者の3人いれば作れる世界だけど、映画は1千人近い人がかかわって完成する作品だ。今この席にいることはボクにとってとても感慨深い。」というようなことを話す。
会見は予定通り無事に終わる。

次に撮影タイムだ。
目線を左に、次は正面に、次は右にと言われるままにフラッシュの嵐。
(一度にこんなにフラッシュを浴びることなんて、そうめったにあることじゃないだろうな。)まぶしい光の中でそう思う。

終わって控え室でみんなで弁当タイム。
やはり終わった後はなごやかな雰囲気だ。(つづく)
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